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トップ学術業績2021年07月 > 田口所長が「リキッドバイオプシーを用いたネオアンチゲン同定と免疫細胞療法への応用...

第25回日本がん免疫学会総会(2021年7月1日から7月3日)のポスターセッションにて、
当施設所長 田口淳一医師が「リキッドバイオプシー解析によるネオアンチゲンの同定および樹状細胞がん免疫療法への取り組み」に関する研究結果を発表しました。

<演題名>
「リキッドバイオプシー情報に基づくネオアンチゲン同定および 樹状細胞がん免疫療法への取り組み」
<発表内容>
当施設に通院されているがん患者様99名に対し、リキッドバイオプシー検査を実施。 がんゲノム解析から以下の結果が得られました。
  • ●全体の9割以上の再発・転移・進行がんの症例でネオアンチゲンの同定が可能であったことから、ネオアンチゲンを用いた免疫細胞療法(樹状細胞ワクチン療法など)にリキッドバイオプシーが使用できる可能性が示唆されました。※
    ※再発・転移・進行がんでは生体組織による検査が困難であることが多く、ネオアンチゲンの同定においては、リキッドバイオプシーが現実的な選択肢となる可能性があります。
  • ●化学療法、放射線療法、免疫療法の治療前後に実施したリキッドバイオプシー解析の結果、治療効果がある程度認められた症例では、がん細胞クローンの変化(遺伝子変異パターンの変化)を確認できました。リキッドバイオプシー解析が治療の効果判定に役立つ可能性が示唆されました。
  • ●治療経過中にがん細胞クローンが変化するため、ネオアンチゲンを用いた免疫細胞療法では、各治療ステージにおいてリキッドバイオプシー解析を行い、ネオアンチゲン候補を新たに同定し、クローン変化に合わせて治療ペプチド(ネオアンチゲン)を変更していくことの重要性が示唆されました。
  • ●遺伝子変異は患者様ごとに異なっており、がんの種類によって共通する変異はごく少数であることが判明し、個別化がん治療の重要性を認識することができました。

※解析がん種 肺がん(NSCLC)17 例、すい臓がん 14例、乳がん 12例、胃がん 12例
大腸がん 10例、胆道がん 6例、子宮体がん 4例、卵巣がん・腹膜がん4例、 頭頸部がん 3例、その他 17例

詳細は下記よりご覧ください
https://www.amcare.co.jp/news/uploads/PR_release_sentan_amc20210706.pdf
※株式会社アドバンスト・メディカル・ケア NEWS RELEASEより

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